
卒業証書って、処分してもいいの?
卒業証書は卒業式で受け取った大切な証書ですが、筒に入ったままだと収納しづらく、保管場所をとるため、処分を考えたこともあるんじゃないでしょうか。
でも、いざ処分をしようと思っても、「捨てても問題ないのかな?」と不安になりますよね。



結論から言うと、卒業証書は捨てても問題ないよ。
卒業証書自体が必要になる場面はほとんどなく、学歴の証明が必要な場合は卒業証明書で対応できるからです。
とはいえ、「思い出として残したい。」「それでも捨てるのは不安。」という人もいるでしょう。
本記事では次のことについて詳しく解説しています。
- 卒業証書を処分しても問題ない理由。
- 思い出を残す方法。
- 処分できない場合の対処法。
- 安全な処分の仕方。
捨てるかどうか迷っているなら、ぜひ最後まで読んで納得の行く選択をしてください。
卒業証書と卒業証明書の違い





卒業証書と卒業証明書って、よく似た名前だけど、何がちがうの?



まずはそれぞれの違いについて詳しく説明するね。
卒業証書
卒業式で学校から授与される証書です。一度だけ発行されるもので、再発行はできません。
卒業の記念品としての意味合いが強く、実際の公的な手続きで提出を求められることは、ほぼありません。
卒業証明書
学校を卒業したことを公的に証明するための書類で、必要に応じて学校に発行してもらいます。発行手数料はかかりますが、申請すれば何度でも発行可能です。
進学や就職、資格試験などで必要な場合があります。
卒業証書は処分しても大丈夫?


「卒業証書って処分してもいいの?」そんな疑問を解決するために、ここでは次の2つについて説明します。
卒業証書を残している理由
卒業証書を残している理由には、次のようなものがあります。
- 思い出の品だから。
- 必要な場面がありそうだから。
- 学校を卒業した証明になりそうだから。
- 大事に残しておくものと思っていたから。
このように感情的な要素が主な理由になっています。
処分しても問題ない理由



実生活のなかで、卒業証書ってどんな時に必要なんだろう?



卒業して20年くらい経つけど、必要だったことは一度も無いよ。
実際に卒業証書が必要になることはほぼありません。進学や就職などで、学校を卒業したことの証明が必要な場合に求められるのは卒業証明書です。
卒業証明書は申請すれば発行してもらえるので、卒業証書を保管しておかなくても、困ることはありません。
卒業証明書発行についての疑問





卒業証明書があれば問題ないのはわかったけど、ちゃんと発行してもらえるのかな?



不安にならないように、ここでは次の疑問を解決するよ。
卒業後、何年まで発行可能?



卒業証明書は卒業後、何年経っても発行してもらえるよ。
学校教育法施行細則により卒業証書授与台帳は保存年限は永年と規定されています。
卒業証明書は卒業証書授与台帳により発行されるので、期限はありません。
母校が廃校になった場合は?



卒業を証明するデータは引き継がれているから問題ないよ。
母校が廃校になった場合は、近くの学校が引き継いでいたり、教育委員会が管理していたりします。
地域の教育委員会に問い合わせると、申請窓口を案内してもらえます。
思い出として残すなら





卒業証書は処分しても問題ないのはわかったけど、やっぱり思い出として残しておきたいな。



入れ物の筒ごと保管しておくと、邪魔になるからデジタル化することをおすすめするよ。
手軽にデジタル化する方法を2つ紹介します。
スマホで撮影
最も簡単な方法はスマホのカメラでの撮影です。高画質で撮影して保存しておけば、いつでも確認できるだけでなく、劣化や紛失の心配もありません。
コンビニでスキャン
よりしっかりとデータ化して残しておきたい場合は、コンビニのマルチコピー機でスキャンするのをおすすめします。
PDFやJPEG形式で書類としてデータ化できるので、後で印刷したくなった場合にも便利です。
処分するのが不安な場合は


「卒業証書は必要ないとわかっても、捨ててしまうのは不安…」という人もいるでしょう。
捨てる決心がつかない場合は、できるだけ収納の負担を減らして保管する方法も検討してみてはどうでしょうか。
ここでは次の3つの方法を紹介します。
最終学歴の卒業証書だけ保管



もしかした卒業証書の提出を求められることがあるかも…
そういうふうに不安に思っている場合は、最終学歴の卒業証書だけ残しておくといいでしょう。
小学校、中学校、高校、大学と卒業するたびに卒業証書は増えていきます。すべてを残しておくと収納スペースも多く必要になりますが、最終学歴の一つだけなら、収納の負担も少なく保管できます。
証書をクリアファイルで保管



卒業証書を折り曲げることに抵抗はないよ。
そんな場合はA4サイズのクリアファイルに入れて保管しておくといいでしょう。
卒業証書が収納しづらい大きな原因は入れ物の丸い筒です。筒状の荷物は収納するには収まりが悪く、スペースを有効に使えません。
卒業証書を入れている筒は処分して、卒業証書を折り曲げてクリアファイルに入れると、かなり少ないスペースで保管できます。
宅配型トランクルームに預ける



どうしても捨てたくないけど、部屋の収納スペースを圧迫したくないんだ。
そんな場合は預けるといいでしょう。
預けると手元から荷物が無くなり収納スペースがいらなくなくなるし、必要になればいつでも取り出せるので安心できます。
預けるならダンボール一箱から預かってくれる宅配型トランクルームが手軽に利用できるのでおすすめです。
下記の記事では宅配型トランクルームについて詳しく紹介していますので、ぜひ参考にしてください。


卒業証書の捨て方


卒業証書には名前や学校名が記載されているので、そのままゴミ箱に捨てるのはおすすめできません。
できるだけ個人情報を守りながら、安全に処分する方法を紹介します。
シュレッダーで細断
もっとも手軽で安全な方法はシュレッダーです。
シュレッダーだと卒業証書も細かく切り刻まれるので氏名や学校名もわからなくなります。シュレッダーを持っている人にとっては、簡単で確実な方法です。
破って捨てる
シュレッダーほど細かく破れませんが、手で破って捨てるのがもっとも一般的な方法です。
特別な道具が必要ないので、コストがかからず簡単にできます。
ただし以下の注意が必要です。
- 氏名や学校名の部分をしっかりと破る。
- 復元できないように複数回に分けてゴミに出す。
溶解処理サービスを利用
確実に処分したい場合は、溶解処理サービスを利用するのもひとつの方法です。
専門業者に依頼するため、業者とのやり取りの手間や処分費用はかかりますが、もっとも確実に処分できる方法です。
おすすめの処分方法は



卒業証書の処分なら「破って捨てる」が一番バランスのいい方法だね。
それぞれの処分方法の特徴は以下の通りです。
処分方法 | 安全性 | 手軽さ | コスト |
---|---|---|---|
シュレッダーで細断 | 高い | 簡単 | シュレッダーが必要 |
破って捨てる | 普通 | 簡単 | 無料 |
溶解処理サービス | 非常に高い | 手間がかかる | 処分費用がかかる |
シュレッダーは一般家庭にはあまりないでしょう。わざわざこのために買うのも、もったいないです。
溶解処理サービスに依頼するのは、少し大げさです。
卒業証書なら数枚程度ですし、個人情報もそれほどたくさん載っていません。念入りに破って捨てるだけでも十分でしょう。
卒業アルバムはどうする?





卒業証書の処分については、よくわかったけど、卒業アルバムは同じようにはいかないよね。



卒業アルバムについては別の記事で詳しく解説してるよ。
卒業アルバムには卒業証書以上にたくさんの思い出が詰まっています。また多くの写真や住所録など重要な個人情報も満載です。
簡単に捨ててしまって後悔しないように、次の記事をぜひ参考にしてください。


まとめ:自分にあった方法で整理しよう


卒業証書は残しておかないといけないと思って、大事に保管している人が多いでしょう。



でも実際は処分しても全然問題ないよ。
学歴の証明が必要な場合は卒業証明書で対応できるため、卒業証書自体を保管しておく必要はないのです。
とはいえ、思い出として残しておきたかったり、捨てるのが不安といった場合もあるでしょう。そんな時は無理に処分する必要はありません。
以下のように残しておく方法もあります。
- デジタルデータ化する。
- 最終学歴の卒業証書だけ保管する。
- 証書をクリアファイルに入れて保管する。
- 宅配型トランクルームに預ける。
卒業証書は長年大切に保管していても実際に使う機会はほぼありません。いつまでも放置するよりも自分に最適な方法で整理すれば、部屋も気持ちもスッキリします。
本記事を参考に自分にあった方法を探してください。


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