節約疲れを終わらせる鍵は住まいコスト|住宅費を見直して暮らしに余裕を

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毎日コツコツ節約しているのに、あまり余裕ができないな。

節約することに、少し疲れたよ。

そんなふうに感じているなら、住まいにかかるお金に目を向けてみませんか。

家計のなかでもっとも重い固定費といえる住宅費。ここを見直すと、小さな節約では得られないゆとりが手に入るかもしれません。

この記事では筆者の経験をふまえながら「住宅ローンを見直す方法」と「持ち家を売却して賃貸へ住み替える方法」の2つの選択肢を紹介します。

カズ

実は僕自身、新築で購入したマンションを4年で売却して、今は賃貸で暮らしているんだ。

思い切った決断でしたが、結果的に暮らしのストレスも支出も軽くなりました。

「今のままでいいのかな…」と感じている人には、きっと良いヒントになるはずです。

目次

節約の限界を感じたら住宅費を見直そう

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家計を見直す中で、まず手をつけやすいのが日々の節約です。けれど、その効果には限界があります。

だからこそ注目したいのが家計の中でもっとも大きな支出である住宅費です。見直しがうまくいけば、小さな節約をいくら積み重ねてもかなわないほどのインパクトがあります。

日々の節約に疲れたら、住宅費の見直しに目を向けてみましょう。

住宅費を見直す2つの選択肢

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住宅費を見直すには次の2つの方法があります。

  • 選択肢①:住宅ローンの見直し。
  • 選択肢②:持ち家を売却して賃貸へ。

まずは住宅ローンの見直しです。
現在の金利や返済条件を確認し、より良い条件のローンに切り替えることで、毎月の支払額を減らすことができます。

もうひとつは持ち家を売却して賃貸へ住み替える方法です。
住まいそのものに対する考え方やライフスタイルが変化した人にとって有効な選択肢です。今の生活スタイルにあった住まいに移ることで、柔軟で無理のない暮らしが実現できます。

それぞれの選択肢について詳しく説明していきます。

選択肢①:住宅ローンの見直し

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今の住まいを手放さずに住宅費を見直したいんだ。

カズ

そんな人にまず考えてほしいのが住宅ローンの見直しだよ。

金利や返済条件を変えるだけで、返済総額が大きく変わる可能性があります。まだ一度も見直したことがないという人は、ぜひ一度診断してみましょう。

金利の差で返済総額は大きく変わる

住宅ローンは金額も大きく、返済も長期間のため、わずかな金利の違いでも返済総額に大きな差が出ます。

例えば以下の条件で借り換えた場合の返済総額を見てみましょう。

  • ローンの残り期間:30年
  • ローン残高:3,000万円
  • 金利:1.2%→0.6%
金利返済総額
現在の1.2%の場合約3,574万円
0.6%に借り換えた場合約3,399万円
差額約175万円

借り換えに必要な手数料等を含んだ金額とします。

住宅ローンを借り換えて金利がたった0.6%下がるだけで、返済総額が約175万円も減ります。住宅ローンの見直しには、これほど大きなインパクトがあるんです。

まずは無料診断から

住宅ローンは人によって条件が違います。

うちの場合はどうなんだろう?

カズ

そんな疑問がある方におすすめなのがモゲチェックだよ。

モゲチェックなら、無料で住宅ローンの見直し診断ができます。まずは、今のローン条件をもとに、どれくらい支払額が変わるかを診断してみることから始めましょう。

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選択肢②:持ち家を売却して賃貸へ

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住宅費の見直しとして、もうひとつの選択肢は、「持ち家を手放して賃貸に住み替える」という方法です。

カズ

僕も新築の分譲マンションを購入して、4年後に売却した経験があるんだ。

家賃を払い続ける賃貸が必ずしも直接的な金額の節約につながるとは限りません。ですが実際に経験してみると次のように間接的に節約に通じるメリットがありました。

  • 住宅費の内訳がシンプルになり支出管理がしやすくなった。
  • 突然の修理や老朽化への対応が不要になり、急な出費の不安がなくなった。
  • 生活スタイルに合わせて住み替えができ、将来のコストも柔軟に調整できるようになった。
  • 「大きな借金を抱えている」という精神的負担から解放され、節約に追われる感覚からも解放された。

住まいコストを金額だけではなく、手間やストレスまで含めて見直すと精神的にも暮らしがラクになりました。

ここでは筆者の経験をもとに、持ち家から賃貸に住み替えるまでの経緯と、実際に感じたメリットを紹介します。

持ち家への不安

購入時はきれいな内装や最新の設備など、分譲マンションならではの快適さに満足していました。しかし住み始めてしばらく経つと、以下のような不安を感じるようになりました。

  • 変動金利でローンを組んでいるため、金利が上がって返済金額が増えるリスクがある。
  • 30年以上という長期間のローン。今後も安定した収入があって、今と同じように返済を続けられるのか。
  • 数千万円の借金を背負っているというプレッシャー。
  • 固定資産税、設備の修繕費、水回りの保守、内装の補修、老朽化対策など、ローン返済の他にも住まいを維持するための費用は意外と多い。
  • ご近所トラブルや災害が起こっても、簡単に引っ越せない。
  • 通勤に便利な立地を選んだけど、転職したら通勤が不便になる恐れがある。
  • 「なにがあってもここに住み続けなければならない」という精神的な負担。

加えて、購入時には最新だった設備も、20〜30年も経てば老朽化します。ローン支払額は購入時と変わらないのに、住まいの価値や快適性は確実に下がっていきます。

カズ

そう考えると、必要に応じて住み替えができる賃貸の柔軟さに魅力を感じるようになったんだ。

新しく快適な物件に住み替えたり、古いけど家賃が安い物件を選んだりと、その時の状況に応じて、自分で選択できるのが大きな安心につながると気づきました。

ライフスタイルの変化

家を購入したときと比べて、ライフスタイルや価値観が変わってきました。

  • 車を手放したので、公共交通機関へのアクセスを重要視するようになった。
  • 自分の行動や交友関係が変わり、休日に過ごす場所も変わったので、別の街のほうが暮らしやすくなった。
  • 自宅の周辺環境に求めるものが変わった。

「一生この場所に住み続ける」と考えて選んだ住まいでしたが、数年経つと考え方や状況も変わってきました。住まいも人生とともに変えていける方が、自分にはあっていると思うようになりました。

賃貸に住み替えてよかったこと

現在は賃貸マンションで暮らしています。分譲マンションと比べると設備や快適性は劣りますが、暮らしの負担は軽くなりました。

良かったことは以下のとおりです。

  • 長期間のローン返済や持ち家の維持費がなくなった。
  • 大きな借金という重荷から解放された。
  • 生活スタイルに合わせて住まいを柔軟に変えられる。
  • 住まいが古くなれば新しい部屋に引っ越す、という選択もできる。
  • 生活が苦しくなったら、家賃の安いところに引っ越せる。

住宅費というと、ローン返済額だけに注目しがちです。しかし持ち家には以下のような見えにくい支出があります。

  • 固定資産税
  • 設備の修繕費
  • 水回りの保守
  • 内装の補修
  • 老朽化対策
    など

こうしたコストが積み重なると、「思っていたよりお金がかかっている。」という状態になります。

一方で賃貸の場合は家賃ひとつで住宅費が完結するため予測しづらい出費が減って、今後の支出計画が立てやすく家計管理の手間も減りました。

たとえ毎月の出費が大きく下がらなかったとしても、将来に対する不安が減ったり、予想しづらい不確定な出費が減ったりすることで、間接的に節約につながりました。

持ち家売却は将来の選択肢を増やす手段

持ち家を手放すことが、すべての人に最適な選択というわけではありません。ですが「持ち家は一生手放してはいけないもの」でもありません。

今の住まいに不安や不満があったり、将来の変化に備えたいと考えていたりする人にとっては、持ち家の売却は将来の選択肢を増やす有効な手段です。

カズ

僕の場合、時間と気持ちに余裕のある状態で売却したから、納得のいく条件で売ることができたよ。

もし生活に困ってから急いで売ることになれば、焦って悪い条件での取引を受け入れざるをえないこともあるでしょう。

持ち家の売却を選択肢のひとつと考えるなら、まずは持ち家の査定額を確認することから始めましょう。

カズ

僕はイエウールで、複数業者に一括査定してもらったんだ。

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まとめ|節約を頑張るより、“暮らし”を見直す

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本記事では節約疲れを感じている人に向けて、住宅費を見直す2つの方法を紹介しました。

  • 住宅ローンの見直し。
  • 持ち家を売却して賃貸へ住み替える。

どちらも一時的な節約ではなく、これから先の暮らしに大きく影響を与える選択肢です。

住宅ローンの見直しでは、金利差によって返済総額が100万円以上変わるケースもあります。

持ち家から賃貸へ住み替える場合は、金額面だけでなく以下のように精神的にも暮らしに余裕がうまれます。

  • 予定外の出費の不安がなくなる。
  • 大きな借金から解放される。
  • ライフスタイルの変化に柔軟に対応できる。

今の住まい、本当にこのままでいいのかな?

そう感じたときが、住まいの見直しをはじめるベストなタイミングです。ぜひ住宅費をチェックしてみてください。

カズ

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まずは無料診断から、結果を見てから見直すかどうか決めてもOKです。

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カズ

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