引越しまでに荷造りが間に合うか不安だよ。
引越しは人生でそう何度もあるわけではなく、いざ引越しをするとなると、「何をやればいいのか」「どれくらい時間がかかるのか」など分からないことだらけで不安ですよね。
荷物が多すぎる、時間がない、何から手をつければいいのかわからない、そんな状態のまま闇雲に荷造り作業をはじめると、いつになっても終わりが見えません。引越し当日になっても荷造りが完了してなければ、引越し自体ができない最悪の状況になってしまいます。
ですが心配はいりません。多くの引越しを経験してきた筆者が、安心して引越し当日を迎えるための荷造りのコツを紹介します。
この記事を読めば、荷造り前の準備から荷造りの基本、さらに効率的な荷造りの順番まで、荷造りの手順が分かるので、引越しの荷造りへの不安も解消されるでしょう。
新生活に向けて、まずは引越しを成功させましょう。
荷造り前にまず荷物を減らす
引越しを控えているなら、まずは荷物の量を減らすことから始めます。新居に持って行くものと持って行かないものに分別し、不要な物は思い切って処分するのがいいでしょう。
これによって次のメリットがあります。
- 作業スペースの確保
荷物が少なくなることで、荷造り作業に必要なスペースが広がります。 - 引越し費用の節約
荷物量が少なくなると、引越し費用も安く抑えられます。 - 時間の節約
不要なものを処分することで、荷造り時間が短縮できます。
不要なものを減らせば引越しが楽になるだけでなく、新居での荷ほどきや片付けの時間も節約できスムーズに新生活がスタートできます。また不要品は捨てるだけでなく、メルカリやリサイクルショップで売ることもできます。
荷物を減らす方法は下記の記事でくわしく紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
余裕がないなら預けてしまおう
荷物を減らすのには時間がかかります。必要なものか不要なものか判断しないといけないからです。しかし平日は朝から晩まで仕事をしていると、荷物整理のための時間があまりとれません。
仕事と荷物整理の両立が厳しい場合は荷物預かりサービスの利用を検討しましょう。処分するのか残すのか迷った物はとりあえず預けてしまうのも一つの方法です。
トランクルームや倉庫に預けに行く時間がないよ。
宅配型のトランクルームを使うと、部屋にいながら荷物を預けられるよ。
宅配型トランクルームについては下記の記事で詳しく紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
間に合わない場合の解決策
やばい、引越しまでに荷造りが間に合いそうにないよ。
そんな時は、人に頼ろう。
引越しには何かと費用がかかるので出来るだけ節約したい気持ちもありますが、場合によってはお金を払ってでも外部サービスを利用することも必要です。
家事代行を利用する
引越し準備の作業が多すぎて自分だけじゃ手に負えないと感じたら、家事代行サービスの利用を考えましょう。家事代行サービスは掃除や料理の代行だけでなく、引越しの荷造りのようなスポット作業も手伝ってもらえます。
掃除や整理整頓に慣れたプロのスタッフに荷造り作業を手伝ってもらえば、一人で作業を行うよりもずっと早く作業が進みます。
荷造りをする時間がしっかりとれないなら、家事代行サービスを活用して効率的に引越し準備を進めましょう。
\ 家事代行に手伝ってもらう /
引越し業者の荷造りサービスを利用する
忙しくて荷造りに十分な時間を確保できないなら、引越し業者に荷造り作業を任せてしまうことも考えてみてはどうでしょうか。
多くの引越し業者が荷造りサービスを提供しており、プロのスタッフが適切に荷造りしてくれます。そのおかげで破損の心配も少なくなり安心して運搬を任せられるでしょう。さらに自分で梱包材を用意しなくて済むので、引越し準備の手間を大幅に削減できます。
ただし引越し直前での荷造りサービスの依頼には対応できない場合もあります。荷造りが間に合わないと思ったら早めに引越し業者に相談するようにしましょう。
引越し荷造りのコツ
引越しの荷造りは、ただ単にものを箱に詰めるだけの作業ではありません。ここでは効率的で安全に荷造りをするためのコツを紹介します。ぜひ引越しの準備に役立ててください。
用意する荷作り資材
引越しの荷造りをする際には、荷物を安全に運ぶための梱包材が必要です。引越し業者が用意してくれるものと自分で用意するものを分けて紹介します。
引越し業者が用意してくれるもの
- ダンボール
- ガムテープ
これらは荷造りの基本的な梱包材で、引越し業者が提供してくれることが一般的です。
ただし提供してくれる数量が決まっている場合があるので、引越し見積時にしっかり確認しておきましょう。引越し業者が提供してくれるダンボールやガムテープで足りなければ自分で用意します。
自分で用意するもの
- 養生テープ
- 新聞紙
- プチプチ緩衝材
- マーカー
- カッターナイフ、ハサミ
- 荷造り用ひも
新聞紙の調達方法
新聞はとってないから、新聞紙をどうやって用意しようか悩んでいるんだ。
それなら勤務先の会社に新聞をとってるか聞いてみるといいよ。
最近は個人では新聞をとってない人も多いと思いますが、会社などはまだまだ新聞をとっているところが多いです。一度会社に聞いてみましょう。
僕も新聞紙が必要な時は、会社で古新聞をもらっているんだ。
業者が用意してくれる便利グッズ
ダンボールやガムテープ以外にも引越しをスムーズに行うための便利グッズを引越し業者が用意してくれる場合があります。
- ハンガーボックス
- 食器ケース
- シューズケース
- 布団袋
これらは荷造りや荷ほどき、運搬を効率的かつ安全にできるように設計されたものなので、使用するとすごく便利です。
引越し業者によって、用意されている便利グッズも違うので見積時に確認しておきましょう。
荷作りの基本
引越しの荷造りは部屋の荷物を全て梱包するので、かなり大変な作業です。ですが効率的な方法と基本的なポイントをおさえれば、スムーズに荷造りを進めることができます。ここでは9個の荷造りの基本を紹介します。
重いものは小さな箱に、軽いものは大きな箱に
これは荷造りの最も基本的なルールです。これにより持ち運びやすくなり、箱の破損リスクも減らせます。
ひとつの箱の中でも重いものを下に、軽いものを上に入れると荷物が安定して揺れに強くなります。重いものを上に入れると下のものがつぶれてしまう恐れもあります。この基本ルールを意識しながら荷造りを進めていきましょう。
引越し前日にまとめてやらない
引越しの荷造りは大変時間がかかる作業なので、計画を立てて早めから準備することが大事です。特に引越し前日に全ての荷造りをしてしまうのは避けましょう。
理由は次のとおりです。
- 引越し資材が無くなっても用意できない。
荷造り途中でダンボールやガムテープが無くなっても夜中だと店が閉まっていて買いに行けません。 - ゴミの回収日が決まっている。
荷造り途中で出たゴミが引越しまでに処分できません。特に粗大ゴミは処分するのに日数が必要です。 - 荷物を破損する恐れがある。
時間がない中で慌てて荷造りをすると、大切な荷物を破損してしまう恐れがあります。
引越し前日は最終的なチェックや翌日の準備に専念できるように、早めから荷造りをするようにしましょう。
ダンボールは使用エリアごとに分ける
使用エリアごとに分けて荷造りすると、新居での荷ほどき作業が大幅に楽になります。
- 荷ほどきの効率化
同じ部屋やエリアで使用する荷物を一緒のダンボールに梱包しておくと、荷ほどき時に違う部屋やエリアを行ったり来たりせずに済むので作業がスムーズに進みます。 - 整理整頓が容易に
使用エリアごとに梱包すると、新居での整理が効率的になります。例えば、キッチン用品を一緒の箱にまとめておくことで、キッチンを一気に片付けられます。 - 紛失リスクの軽減
異なるエリアの物を一緒に梱包してしまうと、どの箱に何が入っているのか把握しづらくなります。使用エリアごとに分けることで、必要な物をすぐに見つけられるようになり、紛失リスクも低くなります。
割れ物を入れた箱は隙間を埋める
割れ物や壊れやすい物の荷造りは、特に注意が必要です。割れ物同士がぶつかり合わないように、それぞれを個別で包み、箱の隙間を埋めましょう。
割れ物の荷造りには新聞紙とプチプチ緩衝材を使うと便利だよ。
新聞紙やプチプチ緩衝材は割れ物の荷造りに大変使い勝手のよい梱包材で、割れ物を包むだけでなく箱の隙間を埋めるのにも役立ちます。
ダンボールの中身が分かるようにしておく
ダンボールの中身が一目でわかるようにしておきましょう。中身がわからなければ新居での荷ほどきや片付けに余計な時間がかかってしまいます。
ダンボールの外側にマーカーで「キッチン用品」「衣類」などしっかり書いておくと、どのエリアの荷物なのかわかるので、新居での荷ほどき作業がスムーズに進められます。
ダンボールの蓋は直前まで閉じない
荷造りをする際にダンボールの蓋は引越し直前まで閉じないようにしましょう。
荷造りが終わった後に、ダンボールに入れ忘れたものが出てくるって、よくあることだよね。
ガムテープでダンボールの蓋をしっかりと閉じてしまうと、後から追加で荷物を入れる場合に余計な手間がかかってしまいます。蓋を開けておくと入れ忘れたものがあっても簡単に追加でき、柔軟に荷造りを進められるでしょう。
引越しの直前にダンボールの蓋を閉めるようにすれば、わざわざ蓋を開け直す手間が省けて効率的です。
ダンボールはガムテープを使って組み立てる
荷造りで使用するダンボールの組み立てにはガムテープが欠かせません。ダンボールの底蓋をクロス組みする方法は一般的で、ガムテープを使わずに組み立てられるので便利です。しかしこの方法は強度が不十分で重い荷物を入れた場合、底が抜けてしまう恐れがあります。
安全に荷物を運べるようにダンボールはガムテープを使ってしっかりと組み立てましょう。
スプレーやプッシュボトルなどの荷造り
スプレーやプッシュボトルなど液体を含む荷物を荷造りするときは、少し面倒でもビニール袋に入れてからダンボールに入れるようにしましょう。
ダンボールの中で液体が漏れ出してしまうと、他の荷物を汚してしまったり、ダンボール自体の強度が弱くなってしまう恐れがあります。特に夏場の引越しでは、高温で容器の中身が膨張して、しっかりと蓋をしていても液体が漏れ出すこともあります。
このようなトラブルを避けるために、液体の入った容器はビニール袋に入れてからダンボールに入れると、荷物を安心して運べます。
重要書類や貴重品は自分で運ぶ
通帳、印鑑、貴金属などの貴重品は自分で運ばないといけません。引越し業者の規約で運べないものと定められているからです。ダンボールに貴重品を梱包してしまった場合、引越し業者が荷物を紛失や破損してしまったとしても補償の対象外となるので注意が必要です。
貴重品は持ち運び用のバッグに入れて、引越し当日は失くしたり荷物に紛れてしまったりしないように肌身離さずしっかりと持っておきましょう。
荷造りの順番
引越しの荷造りって、いったい何から手をつければいいんだろう?
じゃあ効率よく作業を進めるために、荷造りの順番を説明するよ。
- 【2週間前】
使用頻度の低いもの
冷蔵庫の中身を減らす - 【1週間前】
調理器具や食器類
衣類
日用品やその他の荷物 - 【3日前】
小型家電 - 【前日】
使い終わったキッチン用品や日用品 - 【当日】
風呂用具、洗面用具、寝具
提案|当日の荷物は旅行バックへ
2週間前
使用頻度の低いもの
引越しの荷造りでは使用頻度の低いものから取り掛かりましょう。
具体的には次のようなものです。
- シーズンオフの衣類
- 本や雑誌、DVD
- ストックしている日用品
あとはクローゼットや収納スペースを見回して引越しまでに使いそうにないものは早めに荷造りしてしまいましょう。
冷蔵庫の中身を減らす
引越しに向けて冷蔵庫の中身を計画的に減らしていきましょう。引越し前日になって冷蔵庫に日持ちのしない食材がたくさん残っていると処理に困ってしまいます。引越し前日には冷蔵庫を空にできるように、計画立てて食材を使い切るのが望ましいです。
冷蔵庫での保管が必要な調味料やドレッシングなどは消費するのに時間がかかるので注意が必要です。これらは引越しが決まったら、引越し日を意識しながら徐々に使い切るように心がけるといいでしょう。
1週間前
調理器具や食器類
キッチンの荷造りには時間がかかります。調理器具や食器類は破損しやすいものが多かったり、液体類は梱包に注意が必要だったりするからです。
- 割れ物は新聞紙やプチプチ緩衝材を使って割れないように包む。
- 液体類は漏れないようにしっかり蓋をして、さらにビニール袋に入れる。
このようにキッチンの荷物は細かい作業が必要になるので時間がかかります。引越し直前まで使う食器類を除いて、早めに荷造りを始めましょう。
衣類
衣類って毎日使うものだから、いつから荷造りを始めたらいいのかな?
衣類は量が多いから、引越しの前後で使うもの以外は早めに荷造りするのがいいよ。
衣類は毎日使うものなので荷造りを始めるタイミングは迷ってしまいます。引越し前後で着る予定の衣類を選び出し、それ以外のものは早めに荷造りすることをおすすめします。衣類は思ったより量が多いことがあるので、荷造りに時間や手間がかかります。早めから計画的に進めていくことが重要です。
日用品やその他の荷物
洗面所やリビングなどで日常的に使う物も徐々に荷造りしていきます。これらの日用品の荷造りには注意が必要です。生活を続けながら引越し準備を進めるので、完全に荷造りを終えてしまうと生活に困ることがあるからです。
毎日使用するような必需品は引越し直前まで手元に残しておきましょう。
荷造りしたダンボールの蓋はガムテープで閉めてしまわずに開けておこう。
必要なものをダンボールに詰めてしまっても、すぐ取り出せる状態にしておくと安心です。
このように準備をすすめていけば、引越しの準備をしつつも日常生活をスムーズに送ることができます。
3日前
小型家電
トースターや電気ケトル、音楽プレーヤーなどの日常生活でよく使う小型家電は引越し3日前から荷造りを始めるといいでしょう。
購入時の箱が残っていれば、これを利用するのが最適です。箱が無い場合は新聞紙やプチプチ緩衝材を使用して、運搬時にダンボールの中で動かないように固定しましょう。
電源コードやリモコンなどの付属品は無くさないように気を付けてね。
小型家電は引越し直前まで使用することが多いですが、引越し前日に慌てないように3日くらい前から荷造りしていくのが理想です。
前日
使い終わったキッチン用品や日用品
引越し前日は使い終わったキッチン用品や日用品など、まだダンボールに詰めていない物の荷造りを行います。引越し当日まで使うもの以外は全て荷造りしてしまいましょう。
引越し前日の食事は外食や弁当などを利用するとキッチンの荷造りが楽になります。
前日まで自炊をすると、食後に食器類を洗って、しっかり水気を切ってから荷造りしないといけません。
引越し前日は慌ただしくなりがちなので、楽をするため食事は手間をかけずに済ませると引越し準備がスムーズに進みます。
当日
風呂用具、洗面用具、寝具
引越し当日の朝は、直前まで使用していた風呂用具、洗面用具そして寝具の荷造りを行います。
- 風呂用具
-
風呂用具は使用直後は湿っているので、そのまま荷造りすると他の荷物やダンボールが濡れてしまいます。
乾燥させる時間をしっかりとるために、引越し当日の朝のシャワーは避けて、前夜にお風呂は済ませておくことをおすすめします。 カズ浴室乾燥機能が使えれば、しっかり乾燥できるから安心できるよ。
- 洗面用具
カズ歯ブラシなどの洗面用具は旅行用のポーチに入れると便利に持ち運びできるよ。
- 寝具
-
布団や枕などは、引越し業者が到着する前に布団袋に入れて梱包しておきましょう。
カズ布団袋は引越し業者が提供してくれる場合が多いから、見積時に確認しておこう。
提案|当日の荷物は旅行バックへ
引越し当日に使用する洗面用具や着替えなど身の回りのものは旅行バッグにまとめておくと便利です。
一泊二日の旅行に行く程度の荷物を準備しておくと、引越し前後の荷造りが終わった状態でも生活はできるし、引越し当日にバタバタと荷造りする必要も無くなります。
旅行バッグは引越し業者にダンボールと一緒に運んでもらえば、移動中の余計な荷物になる心配もありません。
濡れた洗面用具をダンボールに入れるのは抵抗があるけど、旅行バッグだと安心して収納できるね。
引越し後すぐ使う物を分かりやすく
新居への引越し後、すぐにすべての荷物の荷ほどきをすることはできません。荷ほどきには時間がかかるので、引越し後すぐに必要になるものから優先的に荷ほどきをしていきましょう。
- トイレットペーパー
- 風呂用具、洗面用具、寝具
- カーテン
- スマホの充電器
- 照明(新居に設置されていない場) など
これらを梱包したダンボールは、蓋に「すぐ使うもの」とマーカーで書いておくと、分かりやすくて便利です。
大型家具、家電の荷作り
大型家具や家電の移動は、一般の人には難しいので引越し業者に任せることになります。しかし全ての引越し業者が大型家具、家電の分解から梱包、運搬、組立までやってくれるわけではありません。見積時にこれらのサービスが含まれているかしっかりと確認が必要です。
「テレビ、ビデオデッキ」や「冷蔵庫、洗濯機」は引越し前に準備をしておきましょう。
テレビ、ビデオデッキ
テレビやビデオデッキの本体は引越し業者に梱包から運搬までをお任せすることが一般的ですが、配線コードやリモコンなどの小物類は自分で管理しないといけません。
引越し前にテレビやビデオデッキに接続されているコード類を取り外し、リモコンと一緒に紛失しないようにまとめておきましょう。この時コード類を適当にまとめてしまうと、新居での接続時にどの機器に使うコードか分からなくなります。
コード類をまとめる場合は養生テープでまとめて、テープにマーカーでどの機器用のコードか書いておくと分かりやすくて便利です。
冷蔵庫、洗濯機の水抜き
引越し時は冷蔵庫や洗濯機の事前の水抜き作業が欠かせません。これは運搬中に内部の水が漏れ出し、機器の故障の原因になったり、他の荷物を濡らしたりするのを防ぐためです。
ここでは一般的な水抜きの方法を紹介しますが、機種によって違う場合もあるので、水抜きの正しい方法は取扱説明書やメーカーのウェブサイトで確認してください。
- 冷蔵庫の水抜き
-
- 前日にコンセントを抜く。
- 翌日、水受け皿にたまった水を捨てる。
- 洗濯機の水抜き
-
洗濯機の水抜きは次の順で行います。
- 給水ホース
- 糸くずフィルター(ドラム式の場合のみ)
- 排水ホース
カズ水抜きをするときは、次のものを用意しておこう。
- タオル
- 洗面器やバケツ
1.給水ホースの水抜き
- 給水栓の蛇口を閉める。
- 電源を入れ、洗濯機を1分程度運転する。
- 電源を切り、給水ホースを外す。
水がこぼれる場合があるので、洗面器等で受けながら作業をする。
2.糸くずフィルターの水抜き(糸くずフィルターはドラム式洗濯機の場合のみ行う)
3.排水ホースの水抜き- 再度電源を入れ、1分程度脱水をする。
- 糸くずフィルターを緩め、出てくる水を洗面器等で受ける。
- 糸くずフィルターを外して水を全部出す。
- タオルで水分を拭き取り、糸くずフィルターを元に戻す。
- 排水口から排水ホースを抜く。
水がこぼれる場合があるので、洗面器等で受けながら作業をする。
ゴミの処分も計画的に
引越し前は荷造り作業に追われがちで、ゴミの処分計画が後回しになることがよくあります。日常の生活ゴミの処分はそれほど難しくありませんが、引越し時に出る粗大ゴミには注意が必要です。
粗大ゴミの処理は自治体への申し込みが必要で、指定の収集日に粗大ゴミを出さないといけないので、引越しの日程に合わせて計画的に準備しないといけません。
処分するまで日数がかかるので、事前に自治体のルールを確認し、早めに手続きを始めましょう。
まとめ:効率的に荷造りを進めて不安のない引越しをしよう
本記事では引越しまでに荷造りが間に合うか不安な方に向けて、基本的な荷造りの方法について紹介しました。
引越し当日までに荷造りが完了するか不安を感じることなく、スムーズに作業を進めるためには以下のように進めていきましょう。
- 荷物の整理と処分
-
- 不要なものを思い切って処分して、作業スペースの確保と引越し費用、時間の節約。
- 時間がない時の解決策
-
- 荷物整理に時間がなければ、荷物預かりサービスを利用。
- 時間が足りない場合は家事代行サービスや引越し業者の梱包サービスが効果的。
- 荷造りのポイント
-
- 梱包材の準備と引越し業者の便利グッズを活用。
- 荷物の分類と大型家具や家電の適切な準備。
- 前日と当日の準備
-
- 引越し前日の食事は手間をかけない。
- 引越し当日に使用する身の回りの物を準備。
- ゴミの処分計画
-
- 粗大ごみの処分は事前申し込みが必須。
- 引越しの日程に合わせて処分を計画。
引越しは多くの作業が必要ですが、適切な計画と準備を行えば、スムーズに新しい生活がスタートできます。これらのポイントを参考に、引越し準備を効率的に進めていきましょう。
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